2024年10月10日

利手か逆手か

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一週間ほどの獄中入院生活でやっと退院出来ました。
断食ダイエット食止めの御陰で7㎏ばかり痩せ、体重5%ダイエットどころか10%ダイエットも成功させてしまいました。

で、今回は急な入院生活だったので、手許に何もありませんでした。
矢張り、危ういとなったらちゃんと入院装備を準備していった方が良いですね。
そもそも、そんな入院装備を準備できるかというのは謎ですが、下着とか湿気のある(汗拭きシートや消毒用のウェットティッシュ)もの以外は、予めちゃんと準備した方が良いなと思いました。

何とか会社スマホと私用スマホ、それに有線イヤホンとiPod、それに長丁場に備えて携帯バッテリーは持っていきましたが、携帯バッテリーが有って良かったです。
少なくとも2日はそれで何とかなりましたから。

それに、病院内に無料WiFi環境があったのも嬉しかった。
この為に暇潰しにYouTubeとかInstagramとか気にせずに見る事が出来ましたからね。
無料ベッドであった分、テレビと冷蔵庫は1日1,100円取られると言う状態でしたし。

2日後に救援物資が届きましたが、洗面道具は全部自分の洗面所にあったものを持ってこられた上に、洗面道具と言えば歯ブラシと歯磨き粉と石鹸、ひげ剃りしかなく、洗口液、シャンプー、ボディーウォッシュやアフターシェーブローションなんかを全部下のコンビニで揃える羽目になりました。
これ、全部2階のズタ袋の中にに有ったものですがね。

パソコンやタブレット端末は持って来てくれなかったから仕事は出来なかった(ぉぃ。
まぁ、これらは重いから仕方無い。
今度入院する時は計画的に荷物を準備してから行こうと思います。

ところで、今回食止めが続いた訳ですから、栄養補給として葡萄糖水溶液の点滴が5日間挿されっぱなしだった訳です。
点滴を入れる管を通すのに、「どちらの手が良いですか?」と聞かれて、利き手では無いから「左手で」と安易に答えたのですが…。

最近の点滴管は昔のように勘で点滴時間を計るようなものでは無く、センサーがちゃんと付いていて、点滴が無くなったり、少なくなったら、ナースステーションのモニターに掲示されたり、音が鳴るように設計されています。
勘の場合、放置されたら点滴から血液が逆流して凄いことになった事が過去に何度か有りました。

ところが、そのセンサーの調整が難しく、少しでも流れが滞るとピーピー音が鳴ります。
で、今回左手に点滴針を挿したのですが…。
意外に左手でものを持ったり動かしたりすることが多かったです。

歯ブラシ持つ時もそうですし、無意識にうがいのコップも左手で持ってる。
手を洗う時に液体石鹸のポンプを押すのも左手、食器を持つのも左手。
トイレで水を流す時のセンサーを翳すのも左手、更にスマホを持つ手も左に持つと言う具合で、見事に左手ばかり。

逆に右手を使うことは箸を持つ時くらいしかありませんでした。
利き手とは言え、まあ右手の使われ無さよ。
まさか、こんなに利き手を使わないで逆手の方ばかり使っていたとは、意外な発見でしたね。

ただ、左手をよく使う分、手を上に上げると点滴の流れが止まってセンサーが敏感に反応した為、ピーピーと良く警報音を出して泣きそうになりました。
何せ、夜にトイレに向かう時に警報音が2回鳴って、看護師さんに止めて貰ったのに、トイレの中で座っているだけで鳴動、その後ようよう出て止めて貰ったら、今度は手を洗っている時に鳴動という状態でしたもの。

4日目の看護師さんが点滴の針を変えるとなった時、すかさず右手を希望したのは言うまでもありません。
とは言え、その方が2回挿し直したのに、残念ながら私の血管の方が弾力があって、点滴の針を開けた穴を見事に跳ね返し、翌朝の点滴は通らず、結局、2人目の看護師さんが針を挿す事になりましたもの。

更に言えば、その右手の点滴、結局1日しか使わず、翌日にはもうお役御免でした。
ちょっと泣きそうになりましたね。

と言う事でちょっとだけ入院話をしていこうと思います。
posted by 眠い人 at 23:02| 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする