今日は朝から暑くてリハビリにも主治医の所にも行く気がせず、ただただ家の中で過ごす。
とは言え、今日は八王子に行かねばならないので、諦めて一番暑い13時半に出発。
腹拵えは八王子で軽くすることにする。
以前行ったなぁと思っていたのですが、八王子では無く立川の方でした。
近いと思っていた八王子は意外に遠く、バスと電車を5回乗り継ぎ、2時間掛かってやっと到着。
駅そばで軽く腹拵えして、いざ、J:COMホール八王子へ。
何時もの様に逆方向に出てしまい、慌てて駅に戻ったら、駅南口直ぐのところにありました。
これまた立川と勘違いしていた様です。
で、八王子の改札を出て南口に向かうと、私が乗っていた電車の後を付いて走っていた甲種回送が停車していました。
後ろに連結しているのは西武の新101系電車で旧塗装の代物です。
夜に移動するみたいで、八王子にずっと止まっていました。
まぁ通りで撮り鉄が沢山湧いていた訳で。
迷惑行為をしていなければ良いのですが。
そんなことは扨措き、八王子に来たのは、えびちゅうの小林歌穂さんと中山莉子さんの10周年記念ライブに参戦する為。
sold-outの公演になったのですが、申込が遅かったからか、或いはこの前の観劇の座席が余りにも良席だったからか、今回は3階席と言う鳥の目も良い処でした。
思い起こせば10年以上前、オリメンの3人が転校すると言う事で、ファミリーに動揺が走っていたとき、正月だったかのスタダ全員ライブである俺の藤井でえびちゅうのメンバーに交じって拙いダンスを見せていたのが初見でした。
10年前の1月4日にあったオリメンの転校ライブである武道館公演で、天丼とレンコンの着ぐるみを着て登場した2人は、春ツアーから本格参戦し、『バタフライ・エフェクト』でCDデビューを果たしました。
当時、2人は去年、一昨年入ったココユノノカやえまゆなに比べると、もう全然ダメダメで、ぽーは天然でダンスをすると一人だけ直線からはみ出てましたし、りったんは歌が全然で声が中々出てなかった印象があります。
それが今やえびちゅうを引っ張る中堅どころとなっている訳で。
特にりったんは「えびちゅうのエンジン」とまで言われてますからね。
石の上にも三年とは言いますが、最初そんなだった2人も、ライブの場数を踏むにつれてどんどん良くなっていき、ぽーが年末の大学芸会でソロ曲を歌ったときには余りにも大人っぽすぎて衝撃を受けました。
何しろ、関東公演だけでは物足りずに神戸にも出かけましたもの。
それから幾星霜。
今回のライブでは、カホリコの歴史を振り返るセトリで、最初の曲は『バタフライ・エフェクト』でしたし、次が『ハイタテキ！』と言った感じの選曲。
中には最近滅多にグループで披露しなくなった『きっと！インフィニティ』や『でかどんでん』も披露してくれました。
中盤にはカホリコと「同期」であるボイトレのエミコ先生も出て来て、エミコ先生のピアノ伴奏で『PLAYBACK』を、ぽーのウクレレ弾き語りで『日記』を歌ってくれました。
ぽーのウクレレ弾き語りは本人曰く「趣味だ」と言い切ってましたが、なかなかどうして堂々とした演奏だったと思います。
その後はソロ曲披露で、ぽーが私が衝撃を受けた『ぐらりぐら想い』を、りったんはバトンを回しながらの『ペコペコリーヌ』をそれぞれパフォーマンス。
因みに『きっと！インフィニティ』や『ペコペコリーヌ』では、着ぐるみの怪獣が出て来たのですが、中に誰が入っていたのか気になります。
まさか、風見さんか校長が入っていたのなら笑えますが…。
終盤は怒濤のカホリコパートだけのメドレーで10曲披露して一旦掃けます。
通常だと「アンコール」のかけ声が掛かるのですが、何故か「カホリコ」のかけ声がアンコールのコールになっていて笑えました。
アンコールでは『友情ラブレター』でほっこりし、『YELL！』で大団円を迎えたはずなのですが、ダブルアンコールがあって、『Anytime,Anywhere』で締めると言う珍しいスタイルで終えました。
残念ながら、武道館でカホリコが身につけていた天丼とレンコンの着ぐるみは無かったそうですが（まさか取っておくことは無いでしょう）、アンコールで自分達が作ったと言う手持ちの顔ハメパネルを付けて登場するというまさかの演出でした。
天才肌でそつなく何でも熟せる器用さを持つ歌穂というキャラクターと、努力家で一生懸命練習して壁を乗り越える莉子というキャラクターが真逆だったからこそ、ここまで続いたのかも知れませんし、この2人だから10年の歳月を過ごせたのかも知れません。
改めて2人におめでとうを言いたいです。
